GOSICK

GOSICK #24 死神の肩越しに永遠をみる

最終回。ブライアン@大川透やクレヴィール@木内秀信、ロジェ@石塚運昇などの助力を得てヴィクトリカ@悠木碧はソヴュールから脱出。「離ればなれになっても心は一緒」というエンディングで、エピローグは少々できすぎのような気もするけど、最終回だけ観…

GOSICK #23 灰染めのチェスにチェックメイトを告げる

後日談、と言ったところだろうか。オカルト省が政治闘争に勝利しヴィクトリカ@悠木碧は囚われの身に、九城@江口拓也は祖国に帰り北の地で軍務につく。 展開が早すぎる上にこれまでのテイストを完全に放棄しているのでまるで別のアニメを観ているよう。物語…

GOSICK #22 クリスマス・キャロルは窓辺の幸いを飾る

クリスマスパーティにティンカーベルのコスプレをしたアブリル@下屋則子に心奪われつつも、物語が加速度的にきな臭い方向に進みつつあることに不安を覚える。 引き離される九城@江口拓也とヴィクトリカ@悠木碧をモンストル・シャルマンの伝説になぞらえる…

GOSICK #21 聖夜の鐘は刻を追いたてる

20年前の事件をその事件を題材にした劇を観ながら解決していくというのはなかなか凝った手法。ゾフィ@根谷美智子が説明する表のココ・ローズの生涯とヴィクトリカ@悠木碧が解き明かすココ・ローズ事件の真相がうまく絡み合ってわかりやすい。事件自体はそ…

GOSICK #20 ファントムの幽霊に導かれる

20年前に起こった殺人事件を解決するという行為が果たしてミステリとして盛り上がるのかどうかはさておき、殺人事件の真相解明というきわめて科学的な行為に薬草と暗示で解を求めようとするオカルト省にはかなり違和感を覚える。もっとも、これは狙ったもの…

GOSICK #19 薔薇色の人生は新雪に埋もれる

冬。ソヴレム。ブロワ公爵@菅生隆之、ヴィクトリカ@悠木碧、コルデリア@沢城みゆき、そして九城@江口拓也が次々と集まってきて盛り上がりの様相を見せつつある感じだが、今までが今までだけにあまり期待できなさそうなのが甚だ残念。 ブロワ公爵がコルデ…

GOSICK #18 漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ

機関車マスカレード号の事件はなんとオリジナル展開!登場人物は同じだけど、一部の人物の名前も行動も違うし、展開も全然違う!微妙な原作にしびれを切らせてついにオリジナルに舵を切ったのか。これは大英断。 ……と思っていた時代が私にもありました。ただ…

GOSICK #17 螺旋の迷宮にその箱はねむる

興行の最中に殺人事件が起きたのに九城@江口拓也やヴィクトリカ@悠木碧を含めて皆無関心だったり、幻覚剤がその後の展開にほとんど影響を及ぼすことなく噴霧されたり、突然水門が爆破されてベルゼブブの頭蓋が水没したり、これまでもそう褒められたストー…

GOSICK #16 落下させるマリアは蠅の頭をもつ

修道院『ベルゼブブの頭蓋』へと連れ去られたヴィクトリカ@悠木碧を助け出すために単身乗り込む九城@江口拓也。オカルト省を、そしてブロワ公爵を敵に回して勝ち目のない戦いへと挑む!……のかと思ったら一瞬にしてヴィクトリカが見つかってかなり消化不良…

GOSICK #15 二匹の怪物は心をかよわせる

大きな建物の造りを少しずつごまかして部屋をひとつ作り出すというのは割とよくあるギミックだけど、そこに生死不明のリヴァイアサン@速水奨がいたというのはなかなか新鮮。リヴァイアサンが仮面を決して外さなかった理由も予想だにしていなかったことで驚…

GOSICK #14 意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する

アブリル@下屋則子・ミーツ・ヴィクトリカ@悠木碧。人見知りが盛大に発動してアブリルを危うくケガさせてしまうところだったヴィクトリカ。そんなヴィクトリカに対してもちゃんと気遣って一緒に町に行こうというアブリル、いい子だ〜。九城@江口拓也はど…

GOSICK #13 愚者は己の代弁者を指名する

前回、バカンスに連れて行く直前にドタキャン食らったのにそれでもめげずに早めに帰ってきて再び九城@江口拓也を映画デートに誘うアブリル@下屋則子がけなげでかわいすぎる!しかしそれでも全く気づかない九城は絵に描いたようなハーレムアニメの主人公(笑…

GOSICK #12 夏の午後に蝉の声を聞く

誰もいない夏休みの聖マルグリッド学園で九城@江口拓也とヴィクトリカ@悠木碧がただひたすらイチャイチャするだけの話。とことん素直じゃないヴィクトリカと、何をされても笑顔で応えてしまう九城の組み合わせは見ていて微笑ましい。もっとも、九城はヴィ…

GOSICK #11 そのドリルは雄弁に愛を語る

ジャクリーヌ@雪野五月と、クレヴィール@木内秀信の髪型がドリルになった時の話。ジャクリーヌというキャラはとても人妻とは思えない容姿と性格。口の悪いメイドと併せてこういうキャラは結構好きだ。ジャクリーヌのためにヴィクトリカ@悠木碧が再構成し…

GOSICK #10 風邪ひきは頑固な友人の夢をみる

ジャンタンで起こっている行方不明事件を解決するために奔走する九城@江口拓也。せっかくヴィクトリカ@悠木碧がいないのだから九城がもうちょっとがんばって謎を解き明かしてくれれば良かったのに、すぐヴィクトリカに頼ってしまうのは残念。しかし『迷惑…

GOSICK #9 人食いデパートに青薔薇は咲く

九城@江口拓也から着物をもらって嬉しそう歌を歌うヴィクトリカ@悠木碧と、風邪引きで注射を嫌がるヴィクトリカがかわいすぎる。 今回からのエピソードは九城の単独行動。買い物に出かけたソヴレムで事件に遭うのはまあお約束としても、マネキンかと思った…

GOSICK #8 過去の王国に遠吠えがこだまする

現在の事件と20年前の事件、2つの殺人事件を解決させるのにどう考えても30分は短すぎる。おかげでダイジェストのような展開になってしまって、これは原作を読んでいないと何が何だか意味がわからないこと必至だろう。そのくせ、橋の上のシーンではしっかり尺…

GOSICK #7 夏至祭に神託はくだされる

村に着いたらいきなりコルデリアの話を聞かされ、コルデリアの家を案内させ、祭りが始まって、人死にが出て、予言を聞いて、2人目が死んだ。どう考えても展開が早すぎる。 細かい伏線だってあるだろうし、何より登場人物が多いのにまともに紹介されていない…

GOSICK #6 灰色の狼は同胞を呼びよせる

『灰色狼』と呼ばれる人々の住む山中の村、敵意丸出しの人々、高い城壁に囲まれたクローズドサークル。いかにも何か事件の起こりそうな舞台で雰囲気出てる。ここでヴィクトリカ@悠木碧は母の無実をはらすという、いわば積極的に火中へ飛び込むという展開は…

GOSICK #5 廃倉庫には謎の幽霊がいる

留学生としてやってきたとたん、ミイラ騒ぎがあったり、怪盗が登場したり、倉庫に幽霊が登場したりと、アブリル@豊口めぐみはあからさまに胡散臭いわけだが、だからといってアブリルが何かしたと決めつけるのはミステリとしては短絡的すぎる。そういう点で…

GOSICK #4 金色の糸はつかのまを切り裂く

九城@江口拓也が道を歩いていたら走ってきたバイクの運転手の首が突然取れて殺人罪で逮捕とか、どれだけ超展開だよと思ったりもする展開も、ヴィクトリカ@悠木碧にかかれば一瞬で解かれてしまうというのもなかなか痛快。しかしそれで捕まえたはずの犯人と…

GOSICK #3 野兎達は朝陽の下で約束をかわす

解決編。ヴィクトリカ@悠木碧が優秀な人物だということはここまでの描写でよくわかっていたが、帝国軍人の三男坊九城@江口拓也もなかなかどうして、強いじゃないですか。あれか。ホームズの影に隠れがちだけどワトソンも十分有能な人物だというのと同じか←…

GOSICK #2 死者の魂が難破船をおしあげる

豪華客船内というクローズドサークルに閉じ込められてしまった九城@江口拓也たち。そこをヴィクトリカ@悠木碧得意の頭脳で切り抜けるという展開。いろいろなことが起こって盛りだくさんの内容なのはいいのだけど、展開に余韻がなくてせわしない印象。 せっ…

GOSICK #1 黒い死神は金色の妖精を見つける

原作未読。気にはなっているのだけれども。 ヒロインのヴィクトリカ@悠木碧をはじめ、キャラクターデザインはどれも好感が持てるし、話も筋は面白そうだ。けど、何をそんなに急いでいるんだといいたくなるほど展開が早い。第1話なんだからヴィクトリカと九…