クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 #25 時の彼方で

最後までエンブリヲ関俊彦は小物の情けない奴だったけど、それもまたよし。アンジュ@水樹奈々の処女を奪ったタスク@宮野真守に逆上する気持ちはわからなくもないけど、それでアンジュを襲おうとするのは本当にこれ最終回かよって突っ込みたくなる展開。いやそれがこのアニメらしいと言えるのだけど。
その後タスクたちと合流してエンブリヲを倒すのは王道の流れ。最後まで情けないラスボスだったエンブリヲを倒してめでたしめでたしとなり、みんな仲良く暮らしましたとさといいんだけど、あっちの世界は知ったこっちゃないとか、あっちの世界でシルヴィア@東山奈央がたくましく生きてたりとか、最後までらしい展開だったなあ。

総評

最初の引きはすばらしい。クズみたいな主人公アンジュがどんどん酷い目に遭っていくのはこれまでにないカタルシスでとても楽しかったんだけど、作画もストーリーも後半どんどん失速していったのは見ていて辛かった。もう少し時間をかけて作っていればもっと言いアニメになっていただろうけど、いろいろ難しいんだろうなあ。