GOSICK #24 死神の肩越しに永遠をみる

最終回。ブライアン@大川透やクレヴィール@木内秀信、ロジェ@石塚運昇などの助力を得てヴィクトリカ悠木碧はソヴュールから脱出。「離ればなれになっても心は一緒」というエンディングで、エピローグは少々できすぎのような気もするけど、最終回だけ観ていれば非常に美しいエンディング。そう。最終回だけ観ていれば……
ところでこの世界は1929年に終戦となっているが、どうして史実から16年も終戦がずれていたのだろう?

総評

開始直後は良質なミステリとして非常に期待していた。事実、最初のエピソードは素晴らしく、先の期待できるものであった。だが2個目のエピソード以降はストーリーに穴が見られたり、そもそもヴィクトリカの頭が良すぎて事件があっさり解決されすぎて物足りなかったりとストーリーがあまりに残念すぎた。「灰色狼」とか「セイルーン王国」とか「ココ・ローズ」とか「モンストル・シャルマン」とか、風呂敷を広げすぎてしまったのかもしれないなあ。