ウルトラマンマックス
おっと、人工呼吸、土曜の朝から刺激的だな。 じゃなくて、壮大な話になりつつあった最終回だったがウルトラマンマックス敗北から救出までが今回の1話だけに凝縮されてしまったがためにどうしてもスケールが小さく感じられてしまう点が残念。CMの多さがこう…
番組が始まるや否や破壊されるベースタイタン、その劇的な導入は実に見事。人類に『戦争行為をやめろ』と警告する謎のオートマトン石像をはじめ、各種小技で終末感を漂わせる演出は若干のわざとらしさを感じさせつつも地下から地上の様子を窺う何者かの不気…
どこかで話数ずれてた……まぁ、いっか。とにかくあと2回でウルトラマンマックスも終了。ラストの大事件前は静かに展開する不思議な話。唐突にウルトラマンの正義に対する疑問が投げかけられているが次回への布石か。ちょっと地味な感じだけど。
『異次元バリア』っていくらなんでもダサいネーミングだなと思ったらシャマー星人再登場でギャグ編。ヒジカタ隊長のバカっぷりがいい味出してたり、ショーンの変な英語講座(違うか)も意味不明だったり、随所で小技が利いている。極めつけはピグモンの生体…
ユーモラスな姿とネーミングのホップホップ、子供が主役の脚本、どうしてもつまらなそうな香りが漂ってしまう。ねらいは『怪獣を研究のために飼っておくのは不安だから早く処分しろ』という世論に対して怪獣の生態を知れば最良の対処法も考えることができる……
うわっ、つまんね!前編のわくわく感がウソだったかのように精彩を欠くシナリオ。エリーに語りかけて再起動を行うコバ隊員も、いきなり明かされてしまうカイト隊員の正体も、あっけなくバラバラにされてしまうバルタン星人もすべてが思いつきのような脚本。…
『僕はタイニーバルタン』……棒読みセリフに興醒め、と思いきやチェックのミニブリッツスカートに白セーターの女子高生(?)形態にチェンジ。しかもそのスカートで箒にまたがりますか!?『ばるる〜ん♪』のかけ声は魔女っ娘バルタンと言ったところか。予想を…
エリーの中にアクセスする何者か……エロス(違 コバ隊員とエリーを中心に展開するコンピュータを乗っ取られて基地がピンチエピソード。アクションシーンがすごいわけでもなくエリーの魅力が発揮されているわけでもなくどうしてもイマイチ感がつきまとう。『私を…
剪定ばさみを宙に掲げるハヤタ隊員トミオカ長官、またそんなネタかと思いきや『燃えつき症候群』への見事なネタ振り。正直、ウルトラマンマックスが燃え上がって映像速回しで戦う姿は興醒め演出なのだが、全体に漂う『世の燃えつきそうなおじさん応援話』の…
新兵器を開発できなくてもマックスが助けてくれると弱気になるショーン。科学特捜隊のイデ隊員を思わせるシチュエーション。一方、いつもマックスの力に頼っていることを気に病むカイトはウルトラマン的には何となく新しいパターンか。そんなヘタれ中のカイ…
また同窓会か!今度はウルトラQ編。とことんなんでもありだな。『ウルトラQ』の撮影を再現した回想シーンと現代に現われた怪獣のシーンを交互に見せるストーリー展開が今回の肝。しかし佐原健二が滔々と語る怪獣論には目が点になってしまう。そして安っぽい…
なんか子供がデザインした怪獣登場の回。話の方は今ひとつ盛り上がらず。
サブタイトルはもちろんウルトラセブンへのオマージュ。脚本は小中千昭ということで期待しつつ鑑賞。 第2話で登場したエレキング再登場、そしていよいよ黒幕のピット星人も登場ということで否が応にも盛り上がる。前回登場時に産卵によって事件に続きがある…
クリスマスイブに合わせて本編もそれっぽくエリー編。怪獣ユニジンを追っているペテン師博士こと古理博士の手伝い(?)をする羽目になるエリーの、ロボットならではのユーモラスな行動がよく描けていて楽しい。それはともかく最近活躍の場面が極端に少ない…
積極的に地球人とコミュニケーションを取り、『ありがとう』の言葉に感動するネリル星人キーフ@河相我聞、新鮮なタイプの宇宙人だ。自らを犠牲にしながら友好的な宇宙人であることを証明しようとする前半は太田愛脚本らしい色合い。破壊を続けるゴドレイ星…
さてメトロン星人なわけだが……OPの『対話宇宙人メトロン星人再登場』っていいよな。物語の舞台も再び北川町。40年前には煙草を使って地球を侵略しようとしたメトロン星人だったが、今や時代は変わって『ここは禁煙ですよ』と部下に煙草を取られてしまう楢崎…
トミオカ長官をダッシュバードに乗せて『光栄です』なんておべっかを使うカイトは冴えないなぁ。せめて『緊張してます』ぐらいだろうな。いや、本心かもしれないんだけどさ。それより、私用でダッシュバードを使うトミオカ長官、DASHは公的機関じゃないのか…
実相寺昭雄監督ですよ。夢ネタですよ。毎度お馴染みではあるがもはや強烈な個性。文句言わずに見ろ(笑) 会議で夢の話をする脚本家、困るよな。夢とリアルを行き来しながら脚本を書くうちに錯綜する現実感。お得意のパターンだがウルトラマンダイナの『怪獣…
ゴモラ登場なわけだが、環境保護過激派組織(≒テロリストだな)のメンバーを父に持つジャーナリストを話に絡めてきて凝った展開にしようとしている雰囲気。アバンタイトルや地下施設のシーンで現れる等身大のゴモラは恐いな。ゴモラに犯罪者の父を重ねるジャ…
一発でそれとわかるギャグ編。ギャグ編多いなぁ。太田愛脚本。 亜空間トンネルから現れて眠っているだけの怪獣クラウドスは言うまでもなくスカイドンに似たパターン。眠っているうちは軽いけど目を覚ますと重くなって落下するって設定のもと、怪獣の目を覚ま…
冒頭から夕日をバックに戦うウルトラマンマックス、完全に何かを意識している感じ。で、オザキ博士@森次晃嗣登場。ヨシナガ教授から受け取った名刺を読むために老眼鏡を胸ポケットから取り出すシーンは笑える。笑えるけど今の子供にはよくわからんだろ。食…
一見してふざけたような人を食った態度の侵略者、シャマー星人。ウルトラマンマックスの登場を要求してくるところは歴代宇宙人に似ているがDASHのメンバーを挑発する口ぶりなどは今までにないタイプで不気味な強さを感じさせる。で、シャマー星人の人口太陽…
氷の中から発見された美女ニーナと怪獣エラーガの関係がなかなか明かされないのはストーリー上仕方ないとしても、その謎が解明される過程がまったく描かれないまま話が進んでいくのはあまりに平坦な脚本。かと言って何か凝ったギミックがあるわけでもなくエ…
宇宙化猫タマ・ミケ・クロってなんだよ(笑)じいさんの飼ってる九官鳥はぬいぐるみだし。脚本NAKA雅MURAながら前回とは打って変わってギャグっぽい。サブタイトルはもちろんウルトラセブンへのオマージュ。で、ストーリーは一般市民のみならずDASH隊員もウ…
サブタイトルから実相寺昭雄監督登場かと思ったが違うようだ。脚本はNAKA雅MURA。 攻撃を受ければ受けただけ強力になる怪獣ってのは過去にもいたが、ウルトラマンと同じ技を怪獣も繰り出してくるってのはわかりやすい強敵演出の手法。短時間に劇的に展開する…
脚本上原正三は微妙なところだな…… 冒頭の爆煙が『キングジョー』の文字型をとるシーンからして微妙。てか、高まる不安感。大丈夫か、これ。カイトが休暇中に小田夏美@長澤奈央と会っていると知って面白くないミズキ、その描写はあまりに単純すぎ。まぁこど…
ゼットン登場ってことで否が応にも期待してしまうわけだが……冒頭レーダー網が完備されたことでユルみまくるDASHメンバーの描写はいくら何でもやり過ぎ。これじゃあ間抜け集団だ。超能力少女の説明シーンはリングのパクりインスパイアか。話はゼットン星人の…
iPod…… DASHの新型ブースターに追いついてくる怪獣ヘイレン。どことなくウルトラマンティガのゾイガーを思わせる。DASHバードやヘイレンの超音速っぷりはCGの恩恵で抜群に効果的な演出が為されている。いい時代だなぁ。音に反応する怪獣って昔からよくあるパ…
リアルかどうかはともかく次々と砂に呑み込まれる街のミニチュア撮影はがんばっている。で、OP直前にアントラー登場とは……あざといが期待してしまう(笑) が、しかし実際は懐かしい怪獣が出て来たってだけ。脚本はテンポが悪くてぱっとしないし、役者は大根…
重力を操り空間を飛び越える能力がある怪獣メタシサス……その胡散臭い設定で今回はスルーかなと思わせる(苦笑)子役がたくさん出てくるのも鬼門。コバ隊員が少年を説得する根拠が熱意だけってのがあまりにショボい。簡単にコバ隊員を見直す少年もあまりにな…