最終回なのにこれといった最終回らしい展開もなく、ただ戦っているだけのエンディング。典型的な「俺達の戦いはこれからだ」。ある意味このアニメらしい終わり方だったと言えなくもないな。 総評 面白かったのは火星に到着するまで。そこからは同じような展…

艦長＠木内秀信の言うとおり、銃器や車はある程度の知識があるなら使えるだろうけど、避雷針も知らなかったゴキブリがミサイルを使うというのはどう考えても人間の介入がないと考えられない。もっとも、それは宇宙船内にゴキブリがいた頃から仄めかされてい…

「母親の墓を本土から見たい」という鬼塚慶次＠小野大輔のモチベーションは決して地味ではないし、立派なものだと思う。ボクサーだった慶次がボクシングを失い、母親を失い、U-NASAにスカウトされて仲間たちと出会い、火星にやってくるわけだが、そこに至る…

落雷で死んだかと思ったら心臓マッサージで生き返るってもうなんでもアリだな。 ゴキブリの攻撃力に圧倒される人間⇒能力を解放⇒ゴキブリより強くなって勝利というパターンが続いてちょっとマンネリ気味だったところだったので、この結末はアリだと思う。ただ…

1匹1匹が並の隊員達よりもはるかに強いゴキブリが軍団で押し寄せ、しかもそれを統率する王のようなゴキブリまで出てきてはさすがのデンキウナギでも勝ち目がない。これは相手が悪かった。 ……と思ったところで立ち上がる部下達、やられる部下を見て自分で電気…

ドイツのアドルフ＠遊佐浩二は見た目に反して部下思いで、暗い過去を持っていて、そしてどす黒い感情を持つ男。その過去はありがちっていえばありがちだけど、ありがちだからこそリアルな暗いい感情は理解しやすい。 けど、最近同じようなパターンの連続でち…

前回SOSで終わったのに、今回もロシア勢の無双だったのはちょっと肩すかしだったかな。個人的にはここらで状況を覆す何かが起こってほしいところだけど、中国チームに何があったのかは気になるな。 たった500年であそこまで都合よくゴキブリが進化したのは、…

ひもの強靱さも十分すごいけど、一番すごいのはあの投擲能力だよな。しかもカーブとかやっちゃってるし(笑) 別々の場所で戦っている燈＠細谷佳正とミッシェル＠伊藤静。と思わせておいて、最後の最後で繋がるというのは面白い。かたや蹴り一撃で、かたや2分…

テラフォーマー達に対する圧倒的な力を見せつけながら、隊員達の戦う理由を回想で見せてくれるのはテンポが悪くならずに感情移入できるからいいね。 燈＠細谷佳正は父親から受け継いだ力と、手術で手に入れた『希少な昆虫』の力があるから強いというのはわか…

相手が人間大のゴキブリなら、人間はゴキブリの天敵の能力を持つ。わかりやすい設定だ。そして、その能力を最大限に見せるためにここまで丁寧に人物描写をしていたキャラを容赦なく殺すという潔さに脱帽。でもまだ序列9位ということで、まだまだ強い能力者と…

6班に分かれて火星に降下、地球からの助けを待つというのはともかく、どうしてみんなばらばらのところに降りていくかは（ゴキブリの巣の中へ突っ込まないようにという説明があったけど）納得がいかない。 いかにもかませ犬的な「幹部」とやらに率いられた隊…

火星に着くまでは敵の襲撃もないある意味モラトリアムな訳だから、ここでキャラの紹介と関係性の強化を……とか思っていたのに、キャッチボールしてるだけじゃないですか！(笑) キャッチボールしてるだけで火星に着いたしまうことに若干の不満を抱きつつも、シ…

原作未読。最初の30分で主人公のキャラと戦う目的を描き、次の30分で世界観とともに戦う仲間達の顔見せをするという、密度の高い30分。地下プロレスをしていたはずなのにいきなり火星とか、敵がゴキブリとか、予想外の方向へ話がかっとんで行く感じ。目下の…