閃光のナイトレイド

閃光のナイトレイド #13 せめて、希望のかけらを

最終回。 葛@浪川大輔の再度の心変わりも、棗@星野貴紀や高千穂@平田広明の死も、桜井@大林隆介の結末も、新型爆弾の処理も、何もかもが唐突で必然性がない。要するに詰め込みすぎ。どのシーンもきちんと掘り下げればいいシーンになっていたであろうにと…

閃光のナイトレイド #12 夜襲

結局桜井機関とは桜井@大林隆介が高千穂@平田広明と合流するための機関だということだが、それで桜井が何をしたかったのかがよくわからない。また桜井はあわよくば高千穂の片腕となる能力者を見いだしたかったらしいが、たとえ軍の目をごまかすためであっ…

閃光のナイトレイド #11 闇の探索

以前の葵@吉野裕行の行動といい前回の葛@浪川大輔の裏切りといい、今回の3人の独断専行といい、桜井@大林隆介のリアクションは織り込み済みというには違和感を覚える。しかし、すべて桜井の手のひらで動いていると考えればつじつまは合うな。 高千穂@平…

閃光のナイトレイド #10 東は東

休養もかねてとある事件の調査に大連に集まる4人。桜井@大林隆介とは敵対するのかと思ったが、意外とお優しいようで。 調査の途中で高千穂@平田広明と遭遇する葛@浪川大輔。いくら学生時代に石原莞爾の講演を聴いたからといって、高千穂の原子爆弾のイメ…

閃光のナイトレイド #9 新しき都

静音@川澄綾子を追って任務を離れて一人新京にやってきた葵@吉野裕行。冷静に今を受け入れる葛@浪川大輔や静音と違って感情で行動する葵は昔懐かしい主人公像を彷彿とさせるな。しかしそれ故に桜井@大林隆介や桜井機関と対立しそうな感じ。 高千穂@平田…

閃光のナイトレイド #8 凍土の国で

高千穂@平田広明によって拉致されたリットン調査団を奪還した桜井機関。しかしそこでリットン調査団は原子爆弾のようなものを見せられ、さらに葵@吉野裕行は100万ドル入りのケースを奪われる。原子爆弾の存在が本当か嘘かはともかく、その存在を示唆するこ…

閃光のナイトレイド #7 事変

昭和6年現在での満州と関東軍の状況の説明、および満州事変勃発までの話。関東軍も日本政府も決して一枚岩ではないという歴史的な事実を淡々と描いているだけなのに地上波では放送できないというのは歪んでいるよなあ。日本人が日本人向けに日本国内でのみ放…

閃光のナイトレイド特別編 預言

総集編。物語の背景や登場人物たちの生い立ち、能力などについて細かく説明してくれるのはありがたい。が、こういうのはできれば本編中に理解できるようにしてくれるとありがたかったなあ。総集編のナレーションは川澄綾子。エンディングでの意味深なやりと…

閃光のナイトレイド #6 乱階の夜

欧州列強からの独立を目指すアジア諸国の活動家が集まる会合を探る桜井機関。そこで主敵である高千穂勲@平田広明と遭遇するという展開。 今回は高千穂の顔見せと、彼が何を考えているかの紹介がメインといったところで、高千穂が活躍する部分は特になし。活…

閃光のナイトレイド #5 夏の陰画

葛@浪川大輔がかつての友人・西尾を追う話。西尾は共産党のスパイとして国民党から追われており、共産党・国民党のほかにソ連が登場してきてようやくこの時代ならではの展開が登場した感じ。 葛が国民党にとらわれたところとか、武器引き渡しの現場とか、盛…

閃光のナイトレイド #4 カメラと包子と野良猫と

盗まれたポーチを巡って繰り広げられる葵@吉野裕行と葛@浪川大輔のドタバタ劇。正直、話としてはそんなに面白いものではないけど、アツくなりがちな葵といつもクールな葛のお互い反目し合いながらも信頼しているという関係性がよく理解できるエピソードで…

閃光のナイトレイド #3 ビッグフォーに影は落ちる

ビッグフォーとは上海にある4つのデパートのことらしい。そのデパートに仕掛けられた爆弾を巡って行動を起こす桜井機関。相変わらず雪菜@生田善子の能力が便利すぎて爆弾の所在がすぐわかってしまうものの、それで浮いた時間を能力者同士のバトルに割り当て…

閃光のナイトレイド #2 回想のロンド

ユダヤ人バイオリニストに対するスパイ疑惑を調査するというのが今回のミッション。一般人の振りをして彼に接触するというのはお約束の展開で、相手がそれに気づいてダミーを放つというのもおきまりのパターンなんだけど、桜井機関のメンバーたちの能力が強…

閃光のナイトレイド #1 救出行

昭和6年・上海。日本軍直属の特務部隊に所属するエージェントが超能力を駆使して活躍するハードボイルドアクションっぽい。割とヘビーな世界観らしく、それを支える高い作画レベルに好印象。第1話は誘拐された死の商人の救出劇を描きながら、それぞれの隊員…