坂道のアポロン

坂道のアポロン #12 オール・ブルース All Blues

千太郎@細谷佳正がいなくなり、律子@南里侑香とも疎遠になったまま迎える卒業式。薫@木村良平が東京に旅立つときに律子が見送りに来てくれたのはドラマのようだけど、どこにでもある旅立ちの一幕だ。 それから8年、忙しいけど普通のつまらない大人になり…

坂道のアポロン #11 レフト・アローン Left Alone

出て行く千太郎@細谷佳正の前に現れたのはやはり薫@木村良平。昔の青春ドラマっぽいが、こういうのはいいものだ。懸案の父親との関係も千太郎が危惧していたよりは悪くない模様。千太郎が成長していたのと同じように父親も変わっていたのかもしれない。年…

坂道のアポロン #10 イン・ア・センチメンタル・ムード In A Sentimental Mood

百合香@遠藤綾の駆け落ちで無理に笑っているかと思われた千太郎@細谷佳正だが、意外と平気な模様。やっぱり持つべきものは友人だな。一緒に勉強したり、文化祭のセッションの計画を練ったりと、2人の関係はもはや盤石。一方薫@木村良平と律子@南里侑香も…

坂道のアポロン #9 ラブ・ミー・オア・リーヴ・ミー Love me or leave me

律子@南里侑香ははっきりと自分の気持ちに気がつき、淳一@諏訪部順一は佐世保を去る。結末に向けて徐々に動き出した感じ。 千太郎@細谷佳正は淳一との関係に決着をつけるためになんと果たし状を送るという驚きの展開。……かと思ったらなるほど、セッション…

坂道のアポロン #8 ジーズ・フーリッシュ・シングス These foolish things

理念も理想もない、ただ権力に逆らいたかっただけ――学生運動なんてろくなもんじゃない。 それはのに淳一@諏訪部順一みたいなダメ男に惹かれてしまう百合香@遠藤綾。ああもう、クソっ!(笑) 百合香とはもう完全にダメな感じの千太郎@細谷佳正に薫@木村良…

坂道のアポロン #7 ナウズ・ザ・タイム Now's the time

些細なことから仲違いをして、クラスも別々で、文化祭の役割も別々の薫@木村良平と千太郎@細谷佳正。それぞれの人間関係も生まれつつあり、普通ならこのまま疎遠になってしまうところだけど、そうならないチャンスがやってくることをご都合主義とは思うま…

坂道のアポロン #6 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ You don't know what love is

新学期になって薫@木村良平と別のクラスになってしまった千太郎@細谷佳正だが、同じクラスになった星児@岡本信彦は明るくて誰とでも打ち解けられる、むしろ「つり球」に出てきそうな青年。ただ何か裏のありそうな人物で、千太郎をロックバンドに誘うのも…

坂道のアポロン #5 バードランドの子守唄 Lullabys of Birdland

糸電話でおままごとかと思いきや、こっそり律子@南里侑香と交代して薫@木村良平との仲を取り持とうとする千太郎@細谷佳正の妹、恐ろしい子(笑) 律子とぎくしゃくした関係の薫は行方の判明した母親と再会するという名目で東京へ。勝手についてきた千太郎と…

坂道のアポロン #4 バット・ノット・フォー・ミー But not for me

自分にないものを最初から全て持っていると思い込んだ千太郎@細谷佳正につらく当たる薫@木村良平に対して自分も同じ境遇だと諭す千太郎。薫が思ったようになんと懐の大きな男だ。ライブ中に悪くなった空気を見事収拾させた淳一@諏訪部順一もそうだが、こ…

坂道のアポロン #3 いつか王子様が -Someday My Prince Will Come-

グループ交際なんてもはや完全に死語だな(笑) 千太郎@細谷佳正あこがれの百合香@遠藤綾の登場で、見事な一方通行の関係ができるかと思ったら、千太郎と百合香がうまくいってしまうのは予想外の展開。それで心穏やかでないのは薫@木村良平と律子@南里侑香…

坂道のアポロン #2 サマータイム/summertime

ケンカしたり、セッションしたり、海で泳いだり。薫@木村良平と千太郎@細谷佳正の関係をただひたすら描くことでこの2人が次第に打ち解けていくことがよくわかる良脚本。特にセッションをするシーンではまだジャズを初めて2週間の薫が次第にジャズの世界に…

坂道のアポロン #1 モーニン

原作未読。全体的に昭和の雰囲気だなと思ったら、舞台は1966年なんだね。 都会から田舎に引っ越してきた主人公の薫@木村良平は他の人がバカに見えるウジウジした嫌な奴かと思ったが、クラスの嫌われ者の千太郎@細谷佳正とのやりとりを見ていると意外と根性…