フラクタル #10 僧院へ

フラクタルは必要だというモーラン＠島本須美に対してそんなものがなくても生きていけるというフリュネ＠津田美波。「フラクタル」を「電力」に置き換えれば非常に説得力があり、しかも時節に乗っ取った話になるんだが、悲しいかな、「フラクタル」では説得力がまるでない。フラクタルが生活になくてはならないものだということを描き切れていない証拠だ。
モーランが突然人が変わったかのようにフリュネを殺そうとしたり、スンダ＠浅沼晋太郎が唐突に僧院にしたりと相変わらず人物の行動が突拍子もなくて置いて行かれた気分になる。ラスト前で盛り上げようとしているのはわかるんだけど、どうにも置いて行かれた気分。