機動戦士ガンダム00 #2 ガンダムマイスター

taske2007-10-14

現代の国家連合と現代の民族紛争をモチーフにした世界観は好感が持てる。無骨なデザインで地面をはいずり回って実弾をばらまくモビルスーツはまるで「ガサラキ」か「パトレイバー」。自国の利益のために大国が地域紛争の片方に肩入れするのもリアルな話だ。しかしそれらもガンダムの登場で全て台無し。単独で大気圏突入して人型のまま自在に空を飛び、物理法則を無視したような機動をして敵は一撃で倒すけど一切のダメージは受けない、そんなムチャクチャなテクノロジーの差のどこに面白みがあるというのだ?
相変わらず主役であるはずのソレスタルビーイングの面々には人間味が感じられず、ただ嫌悪感が募るのみ。セリフ回しはガンダムを意識しているっぽいけどどことなくズレている。まだ第二話とはいえ、あまりにも心に響かなすぎる。