BLOOD+ #5 暗い森の向こうへ

『遺伝子』という小道具も化け物の類にリアリティを与える小道具としてはありふれた存在になってきているわけだが。鬱陶しいのは沖縄と米軍の問題をことあるごとにアピールするかのようなシナリオ。米軍をストーリーに絡ませたくて、それをするために沖縄を部隊に選ぶのはかまわないのだがちょっとしたセリフにアメリカ批判を織り込むのはどうにかならないか。個人的に親米派でもなんでもないが少々気になる。結局カイの感情を収めるために1話を費やしたわけで、そういう意味では冗長。4クール構成だからのんびりやってる感じ。とは言うものの、ラストシーンは次回へ向けて緊張感高まる。