バクマン。 #25 票と表

taske2012-03-24

連載に向けて集まったアシスタントがくせ者揃いで一騒動あるのかと思ったが、意外にもうまくいっているようでいよいよ連載。これまでの連載が手を抜いていたとは思わないが、それ以上の情熱を持って執筆した作品が圧倒的支持率で第1位を獲得したのは少年漫画らしい結末といえるのではないか。そのアンケート結果を今は亡き最高@阿部敦の叔父の墓前に捧げるのは印象的なシーン。いい最終回だった。と思ったところで佐々木編集長@堀内賢雄の発言。厳しいなあ。

総評

1期よりも格段に面白くなっており、漫画という「静」の世界をテーマにしていながら少年漫画らしいアツい展開のオンパレードで全く飽きることのない展開にあっぱれ。早速3期目の発表もあって、今から続きが待ち遠しい。

戦姫絶唱シンフォギア #11 シンフォギア

クリス@高垣彩陽の死を見て暴走する響@悠木碧も、それをもろともしないフィーネ@沢城みゆきも、自分のみを呈して塔を破壊する翼@水樹奈々も、心が折れた響に歌で心を届ける未来@井口裕香たちも、どれも王道ながらとてもアツい展開。未来の歌によって力を得た響が新しい姿でパワーアップしてフィーネの前に立ちふさがる!
……ここまでは良かったんだけど、ラストシーン、あれだけはダメだ。みんなの気持ちを響が全て背負って戦うからいいんじゃないか。

ギルティクラウン #22 祈り:convergence

生き返った真名@茅野愛衣は集@梶裕貴を求め、消滅したいのり@茅野愛衣は最初涯@中村悠一に依存していた。涯は当初葬儀社のリーダーで世直しをしていて、集は学校で暴君たらんとしていた。これって集と涯の立ち位置逆にして集が真名とともに魔王になった方が収まりよかったんじゃないかなーと思う。

総評

開始前は多大なる期待を寄せていたし、事実前半はその期待に違えぬクオリティだったんだけど、どういうわけか中盤から急失速、どうしてこうなったんだというくらい酷いシナリオになってしまったのはとても残念。戦闘シーンを始め、作画クオリティが高かったことが更に残念度を増している。ホント、どうしてこうなっちゃったんだろ?

アマガミSS+ plus #12 森島はるか 後編 タビダチ

つきあって3ヶ月、初めて彼女が家のお泊まりに来たのに何もしない橘さん@前野智昭なんて橘さんじゃない!
……と思ったんだけど、さすがは橘さん、やらかしてくれました。ジェシカ@伊藤静や塚原先輩@浅川悠にそそのかされたとはいえ、卒業式の在校生代表スピーチはニヤニヤもの。だけどひとつだけ突っこませてもらうとするなら橘さん、あなたまだ結婚できる歳じゃありません(笑)
今回の見所は美也@阿澄佳奈の温泉シーンだと個人的には思うんですよ。

ペルソナ4 #22 The World is Full of Shit

『お互い対等になるため』殴り合う悠@浪川大輔と陽介@森久保祥太郎。クサ過ぎて笑えるんだけど、ハッキリ言ってこういうのは好きだ。クマ@山口勝平の自分を取り戻すシーンを含めて皆が成長している感じ。
ついに真犯人にたどり着いた悠たち。原作をプレイしたときは正直全く予想もしていなかった人物だったのでまさに「やられた」という感じだった。真犯人の領域で仲間たちが次々『ここは任せて』という展開はちょっと疑問だけど、ラスト真犯人と悠がお互いペルソナを出し合ってた高いところでの引きは十分盛り上がる。
だけどこれ、最後まで話進むんだろうか?

ラストエグザイル-銀翼のファム- #21 Grand master

主砲と思われていたものは主砲ではなくただの推進器、宇宙に行こうとしても自壊することは最初からわかっていた、サーラ@伊藤かな恵もあっさり解放してしまった。ルスキニア@興津和幸は一体何がしたかったのか最後までわからなかった。ファム@豊崎愛生の出自についてもちょっと触れられただけでまるで生かされず。前作の主人公コンビもほんの1カット出てきただけ。と、かなり残念な最終回だった。

総評

作画、ストーリーともに可もなく不可もなくといった感じ。ただ、後半の展開は主人公のファムそっちのけで行われており、ファムが非戦闘員であることをほとんど活用できなかったのは残念。村田蓮爾のキャラデザは相変わらず最高。