まほらば #23 紅葉の中で

紅葉狩り話。前回まで盛り上げていたのでそのまま最終回へって流れかと思いきやごく普通のまったりエピソード。まぁ、いつものパターンなのだが。銀杏はたぶん電車では持って帰れない(笑)

沙夜子@藤原美央子『ありがとう、おにいちゃん……』

ってもはやこのアニメの主役だな、黒崎沙夜子。
で、成り行きで梢@新井里美に『これからもずっと一緒に思い出を作っていこう』などと曰ってしまう隆士@白石涼子。この言葉は意図がわからなすぎるぞ(笑)

まほらば #24 すず

最終回目前にして作画ユルい。
両親の死が梢@新井里美の多重人格のきっかけというのは結構深刻な話だが、隆士@白石涼子にキスを強要する鳴滝荘の住人はちょっとお気楽が過ぎるか。まぁ、隆士の事故の辺りも少々間が抜けてるのでこのぐらいでいいのかと。サブタイトルの『すず』は気になるが今回の話だけでは何もわからず。

まほらば #25 告げる夜

隆士@白石涼子に『梢ちゃんを愛している』と心の内の燻りをぶつける珠実@堀江由衣。ここまで踏み込んだ話になるとは思わなかった。今までになくシリアスなシーンだがそれに対して力まずにしかし真正面から受け止める隆士のキャラも不自然さが無くていい。こんな展開は予想もしなかったがよくできている。
予告の『何もかも皆懐かしい』はこのアニメにしては珍しいパロディだな。

まほらば #26 まほらば

総評。最初は絵本と絡めたストーリーや『いい話』然とした雰囲気が鼻につくかと思った『まほらば』だが、実際はギャグと真面目な部分のバランスが絶妙で悪くなかった。多重人格の設定や絵本調に語られるあらすじがすべてラストのためにあると考えればそこまで持って行く構成もなかなかよかった。まぁ26話では冗長さを感じないこともなかったがこれが13話だとたぶん短すぎるしよかったということでしょう。キャラも立っていたし作画も非常に安定していていいアニメだったよ。(作画に負うところは大きいわけだけど)
出版社がつぶれてしまった灰原だけちょっとかわいそうだな(笑)

ぺとぺとさん #7 ちりんちりん

寝不足だと二重まぶたになるよな(笑)
冒頭のくぐる@宮川美保のシーンはもう少しサービスがあってもよいでしょう、エロアニメとしては。で、鮎川町の売り込みのために銀座のデパートで撮影会という展開だが、

ちょちょ丸@猪口有佳『あたしたち、み〜んな皆様の妹』

って、それは銀座じゃなくて秋葉原でやるイベントだろ(笑)だいたい撮影会ってのがわけわからん。まぁ、そんな路線でもっとやってほしいですが。

ローゼンメイデン #7 夢

ローゼンメイデンのことを調べるのにインターネットや図書館を利用するってちょっと簡単すぎる感じ。ジュン@真田アサミの行動範囲を考えれば仕方のないことなんだけど。で、肝心の本は学校にあるってことでジュンにとってはものすごい葛藤の後に学校へ行くのがこれまたリアル。学校に近づくだけで身体症状が出るジュンは重症だな。目を覚ました真紅@沢城みゆきに心配していたと言えないジュンはもちろん素直じゃないのだがストレートに礼を言えない真紅も実は素直じゃない。そんな妙な共通点さえ微笑ましく思える。

スピードグラファー #13 銀座番外地

神楽@斉藤圭と結婚するために戸籍に手を加えようとする水天宮、それなら最初から神楽の年齢設定を16歳にしておけばいい気がするのだが。エロエステティシャンの百合ヶ丘蘭様って……ヨン様?(笑)DNAに入り込んで塩基配列を組み替えるウィルス……って『レトロウィルス』なんて名前を出しながらDNA生成の仕組みをわかっているとは思えない。脚本家はDNAが複製されるプロセスを勉強した方がいくらかでもそれっぽい話を作れると思われ。で、そのウィルスはセロトニンを抑えるって、化け物を作るって言うよりADHDを作り出す方が正しいかも。
おぉっ、ED変わってるよ!そんな暇があったら本編の作画を……

ガン×ソード #4 そして、雨は降りゆく

前回も今回もヴァンを引っ張ってるウェンディ@桑島法子、哀れだな(笑)今回スパッツ20%増量作画でナイス。ヴァンがダンに搭乗して体調回復してしまった辺り、ヴァンの体に浮き出る痣等々伏線は多いがとりあえず何もわからず。

奥さまは魔法少女 #8 想う人がいる、ということ

クルージェ@清水愛が評議会とやらに呼び出されて『あの世界は古くなったから作りかえろ』ということで怒られているが、魔法世界であるリルム周辺の設定が今までほとんど語られていなかっただけになんだか違和感を感じる。そもそもリルムがどういう行動原理で動いているかぐらいは説明がほしい。で、やっつけ仕事な評議会のじいさんたちのデザインは何とかしてくれ。ヴァレンタイン@天野由梨の心変わりは悩んでいるさやかを見ていたからだろうけどちょっと唐突な感じ。灯籠を見ながらヴァレンタインを説得する嬉子@井上喜久子とかどうにも野暮ったい演出。
そして作画は今回も全然ダメ。スピードグラファーと双璧を成している。

創聖のアクエリオン #6 想い彼方へ

最初の頃の絶妙な作画が見られなくなってきて辛い。てか元が濃い目のキャラデザなので作画が悪いとかなりきついんだよね(苦笑)
で、遠く離れた人間を念の力で振り返らせるという荒唐無稽かつ壮大(?)な特訓を行うわけだが豪快な設定の割に画面は地味。各キャラ唸っているだけ。なんじゃ、こりゃ?夜を徹してわけのわからない特訓を続ける面々だがなんかモタモタした演出で切れが悪い。最後はソーラーアクエリオンに合体してとどめを刺すわけだがここで安直にアポロに花を持たせるのは意図がよくわからない。燃えるシチュエーションを作り出そうとしているのだろうがすべてが唐突すぎて物足りない。月まで届く『必殺月面パンチ』、繰り出すまでの演出が整っていればもっと楽しめたのだが。