クリスティアーノ＠うえだゆうじのために命をかけるピノッキオ＠岸尾だいすけも、ピノッキオのためにクリスティアーノを助けるフランカ＠平田絵里子も、自分の存在意義のために戦うトリエラ＠榎本温子も、すべて最終回にふさわしいそれぞれの主張のぶつかり…

物語は佳境を迎えているのに序盤のヘンリエッタ＠阿久津加菜の奇襲も、ピノッキオ＠岸尾だいすけの逆襲も、橋の爆破も、後半のクリスティアーノ＠うえだゆうじ邸への突入も演出と作画が悪くて盛り上がらない。中盤でピノッキオが移動するのだが、フランカ＠…

ぶどう園に潜伏するうちに次第に人間らしい心を取り戻していくピノッキオ＠岸尾だいすけと、組織内で次第に追い詰められていくクリスティアーノ＠うえだゆうじの絆を描くエピソード。この二人の関係を描くエピソードとしてはいい感じなのだけど、追い詰めら…

トリエラ＠榎本温子が今回護衛についたミミは陽気で人なつっこくて、絵に描いたようなイタリア少女。「普通の女の子」ミミの扱いに困るトリエラはなかなか新鮮。時折挿入されるのはヒルシャー＠松風雅也の過去話。トリエラが夢の中で母親と会うところも含め…

ジョゼの過去と、昔の仲間と、妹の話。かつての仲間だった男が捜査線上に浮かんで、それを排除しなければならないというシチュエーションはまあいいんだけど、そのことに対するジョゼの葛藤がなかったのはジョゼのキャラクター上ちょっと疑問符がつく。妹の…

サブタイトル通り、クラエス＠水野理沙が朝起きて、食事をして、家庭菜園の手入れをして、少しの検査をして、ピアノを弾いて、射撃場の見学をして、絵を描く優雅な一日だけを延々と描く回。ほかの少女たちが銃の手入れをして血なまぐさい世界にいることに対…

フランカ＠平田絵里子がマルコー＠矢尾一樹の元恋人・パトリツィア＠能登麻美子と友人だったという設定は必要なのかね？ 今回はフランカがテロリストになった経緯と、フランカ、フランコ＠安元洋貴、ピノッキオ＠岸尾だいすけの絆が深まっていくエピソード。…

壊れた万華鏡を修理した相手の店の店員がテロリストだった、というありがちな話。ありがちでないのはその店員と事件現場で会って殺さざるを得ないというシチュエーションにならなかった点。 警備中のヘンリエッタ＠阿久津加菜の感情がやけに唐突に感じられた…

マルコー＠矢尾一樹の元恋人・パトリツィア＠能登麻美子の見た福祉公社の話。義体だけでなく、そこにかかわる人全てが不幸になるというにはなかなか興味深いテーマ。アンジェリカ＠花澤香菜と『パスタの国の王子様』の話はそれだけで泣ける要素満載なのに、…

体調不良から復帰したアンジェリカ＠花澤香菜とマルコー＠矢尾一樹の話。肉体的・精神的に不安定なアンジェを疎ましく思うマルコーとアンジェを温かく見守るプリシッラ＠高橋まゆこたちの対比が面白い。それでもアンジェが全幅の信頼を寄せるのは担当官のマ…

ピノッキオ＠岸尾だいすけ、フランカ＠平田絵里子、フランコ＠安元洋貴にとらわれたアウローラ＠酒井香奈子を救出するため、トリエラ＠榎本温子とヒルシャー＠松風雅也が突入する話。このエピソードひとつで3人のテロリストと2人のフラテッロの関係や性格が…

殺し屋のピノッキオ＠岸尾だいすけと五共和国派のテロリストの登場によって物語は本格的に動き出した感じ。それにあわせて作画の悪さも幾分盛り返したようにも思える。まあ、まだ画面の安っぽさや間の取り方の悪さなんかは気になる部分ではあるけどね。 今回…

原作既読。「GUNSLINGER GIRL」の第二シリーズということで、非常に期待して観たんだけど…… まず目に付くのは作画の悪さ。デッサンが狂っているのはもちろん、構図に工夫もないし、色づかいものっぺりしていて日本人が一般的に夢想するローマの重厚感が微塵…