まおゆう魔王勇者

まおゆう魔王勇者 #12 「待たせたな、わたしの勇者」「寝坊しすぎだ、おれの魔王」

最終回。なんだが、なぜここで最終回なのか全く理解できない。魔王@小清水亜美と勇者@福山潤が再会して、人間同士の全面戦争は回避されて、魔族との戦いにも和解の光が差してきた。強いていえばここからなんじゃないか?結局最後まで構成の粗が目立ったア…

まおゆう魔王勇者 #11 壊したり殺したりするばっかりで、何にも作ってないから

人間同士で小競り合いをやって、死者が数百人単位で出ている中で、ひとっ飛びで魔界に行ったり、魔族の軍勢を一人で抑えたり、勇者一行の戦闘力は世界のパワーバランスを完全に壊すレベルで、勇者の冒険譚ならそれでもいいが、ファンタジー世界でリアルな歴…

まおゆう魔王勇者 #10 あの人が置いた布石が、いよいよ意味を持ってくるのか

宗教戦争と奴隷解放がセットになってやってきたと思ったら、物価高騰がブロック経済を引き起こして戦争の危機。それって世界大戦に発展するんじゃ? ファンタジー世界に歴史上の出来事が次々と起こってこちらも非常に盛り上がる。ただ、やっぱり展開が早くて…

まおゆう魔王勇者 #9 わたしは“人間”だからっ

メイド姉@戸松遥『わたしは“人間”だからっ』紅の学士ことメイド姉の魂の一言。この一言が冬寂王@平川大輔を動かし、女騎士@沢城みゆきを動かし、民衆を動かした、革命の一言とも言える一言だ。 農奴だった娘があれだけの演説をぶち上げられるかと言われれ…

まおゆう魔王勇者 #8 剣を取って、我が主

魔王@小清水亜美に突きつけられる異端決議。中世の魔女狩りに似たようなシチュエーションだな。ここら辺はさすがに現実世界のエッセンスを入れるのがうまい。その後の勇者@福山潤が考え出したこの窮地を脱する方法はかなり危ない橋だが、物語としては盛り…

まおゆう魔王勇者 #7 すぐに戻れる、すぐにまた会えるさ

人間界も魔界も一枚岩でなかったり、魔王@小清水亜美が魔界に帰らなければならなかったりと事態は進行しているのはわかるんだが、「なぜ」「どういう理由で」「どの方向に」進もうとしているのかはやっぱりわからない。 とはいえ、勇者@福山潤の寝所前で待…

まおゆう魔王勇者 #6 「お帰りなさい、勇者!」「ああ、爺さん…ただいまだ!」

人間の軍勢と魔族の軍勢が正面から激突するというシチュエーションは燃えるが、そこに魔王@小清水亜美が積極的に手を貸す理由がわからない。彼女は人間の世界を戦争なしで経済が回るようにして戦争を終わらせる事を目的としているのかと思ったが、そうだと…

まおゆう魔王勇者 #5 「魔王っていい匂いだな」「勇者の腕の中はほっとする」

魔王@小清水亜美が教会や商人と組んで何かをやろうとしているのと同様、勇者@福山潤も城塞都市で何かをしている模様。ただ、世界情勢とか野説明があまりないので、現在の状況が読めないだけでなく、魔王と勇者が何をしようとして動いているのが全くわから…

まおゆう魔王勇者 #4 そんなことになったら勇者に噛みついてやる!

教会にはばれいしょを、そして商人にはとうもろこしを。今まで誰も見たことがなかったこれらの野菜を魔王@小清水亜美はどこで手に入れたのだろう? 新しい市場と価値観の対価に平和と安定を求める魔王。そこに新しい市場があるなら商人は必ず乗ってくるとい…

まおゆう魔王勇者 #3 いままでどこほっつき歩いていたのよ!

魔王@小清水亜美は勇者@福山潤を連れて修道院へ行ってばれいしょを渡す。魔王は争いのない世界を目指しているというが、このやり方では何十年経っても遅々として進まないように思える。その間魔族領を方って置いていいのか不安になってくるな。 そして勇者…

まおゆう魔王勇者 #2 わたしたちをニンゲンにしてください

小さな農村にやってきて農地の改良と人々の教育を始めた魔王@小清水亜美と勇者@福山潤。やってることはもうまるっきり国作りというか、連作でカブを作ってヒロインが小清水亜美。……まるっきり「ルーンファクトリー」ですね(笑) 今回から登場のメイド長@斎…

まおゆう魔王勇者 #1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」

原作未読。 タイトルから萌え系かなーと思ったが、アバンタイトルの感じは本格的なファンタジーにも見える。中盤はもっぱら魔王@小清水亜美によるリアルな戦争経済論に終始し、よく考えてみれば魔王が勇者@福山潤に終始プロポーズしているだけの展開だった…