進撃の巨人 #1 二千年後の君へ

原作未読。人類の天敵たる巨人に壁の中に追いやられてしまった世界が舞台ってとこか。
画面の密度が半端ないっていうのが第一印象。外から戻ってきた軍人達の絶望感や疲弊も半端ないな。それだけでこの世界の置かれている状況がわかる。
その割に、街は発展していて豊かなようだし人々の目に力があるのは違和感がある。……と思ったが、それはこのあと待ち構えている絶望をより際立たせるためだと理解した。巨人が壁を破って中に入ってきた後は画面から目を話すことができない怒濤の展開。母親が目の前で食われてしまうというのはあまりに絶望的。