化物語 #2 ひたぎクラブ 其ノ貳

まどか☆マギカ見た後だとクォリティ高く見え……ゲフンゲフン
それはともかく、お礼のつもりでムダにサービスするひたぎ@斎藤千和。そして繰り返される言葉遊び。この空虚さはなんなんだ。意味のない台詞を履き続けるキャラクタにはなんのリアリティも感じられないし、人間的な魅力は薄い。これに慣れないといけないのだろうか。
まあ、終始下着姿で高クォリティの人体デッサンを披露してくれる戦場ヶ原ひたぎ斎藤千和には大満足なんですけどね。
だがしかし、忍野@櫻井孝宏による神を降ろす儀式の辺りからひたぎに纏わるエピソードが唐突に語られ、物語が意味を成してくる。障りから解放された戦場ヶ原ひたぎの言動から察するに、当初の無味乾燥なキャラ設定はそういうことだったのだろう。本当に僅かであるが、人間らしい挙動を感じられるひたぎに見ている方も思わずホッとしたり。
それにしてもその十数分のエピソードを語るために膨大な言葉遊びを続けるのはどうなのか。まあ、日本の民間伝承も掛詞が多々見受けられ、そこに引っ掛けたダブルミーニング的ストーリーなのかもしれない。
ひたぎの回想を描いたシュールでグロテスクなコラージュシーンを含めて、周りくどいようでいてあっさりシンプルなストーリーは……やっぱり中高生向けだよね?w
テキストを多用したサブリミナルな演出は、当然巻き戻し&スロー再生で繰り返して見ることを前提としたアイデアであろうが、動画配信の視聴ではその辺りの操作性に難ありで見難い。