魔法少女まどか☆マギカ #3 もう何も恐くない

入院している幼なじみを見舞うさやかが可愛い話。顔の作画も違うんですけど……w
上條君@吉田聖子の体のことを願いとして魔法少女になろうとするさやかに対するマミの厳しい態度が気になる。一方で願いらしい願いがないまま魔法少女に憧れるまどか。両者のコントラストは明確だ。
魔法少女になること、それ自体が願いだというまどかに見せるマミの弱い姿と、まどかの言葉に勇気づけられていつも以上にその力を発揮して戦うマミの姿。実に危うい高揚感。結果それが油断となって呆気無い幕切れとなってしまう。
一見してグロテスクな残酷描写であるが、1話からずっと鼻についていたまどかの無邪気さを諌めるかのようなこの悲劇こそ今後の主人公の進むべき方向性を決定する確固たるきっかけなのだろう。それと同時に、この物語が決して生ぬるい日常アニメではないことを見ているものにはっきりと宣言する決定的な瞬間ということだ。
この容赦ない展開。さらに期待できる。

あ、ほむらはマミが見抜けなかった魔女の本体をしっかり踏みつぶしてますね。いろいろ芸が細かいアニメです。