とある魔術の禁書目録II #16 刻限のロザリオ

演出がまずいせいか上条さん阿部敦たちもルチア@伊瀬茉莉也たちもアニェーゼ@釘宮理恵もあまりピンチのようには見えず、緊迫感がない。おまけに背景がずっと同じような感じで見た目の起伏に乏しい。今回の敵ビアージオ=ブゾーニ若本規夫も突然出てきて猛威をふるったかと思えば案の定、上条さんのパンチにやられる始末で正直ワンパターン。イタリアまでわざわざ来た意味もあまり感じられなかったし、おそらく何か裏の意図とか、人物についての設定とかあるんだろうけど、アニメからはそれらが全く伝わってこないので、ドラマとして全く面白くない。それどころか意味がわからない。
このシリーズ、これまでもそれほど褒められたデキではなかったが、このエピソードはその中でも群を抜いて酷い出来だ。唯一の収穫はインデックス@井口裕香がかわいかったくらいでゲソ。