続 夏目友人帳 #13 人と妖

妖怪だということが判明したカイ@竹内順子が、それを退治に来た名取@石田彰と全面対決……というわけではなく、名取と親しげに談笑している夏目@神谷浩史を見たカイが人間に絶望して暴れ回る……わけでもなく、解放された鬼が人に危害を与える……わけでもなく、友人帳が奪われるわけでもない。名取が夏目に聞いた『人と妖怪、どちらをとるのか』が今回のテーマだったように思えるのだけど、どうも中途半端な印象。せめて鬼が強くて人間と妖怪が共闘するとかならわかりやすかったのに、くだんの鬼はカイにぶっ飛ばされ、ニャンコ先生井上和彦につかまり、名取に封じられるという情けなさ。最終回のわりにイマイチだったかな。

総評

最終回はイマイチだったけど、それ以外は作画もストーリーも落ち着いていて心休まるアニメだった。「夏目友人帳」はこの「続」からだったのだけど、こんなアニメを今までスルーしていてちょっと後悔。とりあえず4月から1期の再放送が始まるのでそちらを観ることにしよう。