ソウルイーター #51 合い言葉は勇気!

taske2009-03-31

残ったのは非力なマカ@小見川千明。圧倒的優位に立つはずの阿修羅@古川登志夫が徐々に平静を失い、恐怖に落ちていくさまは秀逸。阿修羅のおびえようがかなりへっぽこだったり、最後の一撃が魔神狩りでも鬼神狩りでもなくただのパンチだっていうのは逆にこのアニメらしいかと。そして最後に勇気を

阿修羅『なんだ、じゃあ狂気と同じだな』

この一言を鬼神から引き出したことで人間の可能性を示して勝利。まあきれいにまとまったのではないでしょうか。

総評

物語中盤から風呂敷を広げに広げて、結果、アラクノフォビアやメデューサ一味、マカの母親などの複線を回収しきれなかった行き当たりばったりさも含め、少年向けアクションものとしてとてもまっとうな作り。女の子が主人公なのは珍しいけど、そんなことは関係ないかとあざ笑うかのように全編「燃え」にあふれていて、1年がとても短く感じられた良作。絵柄のせいで拒否反応を起こしている人がいたとしたら残念だ。