就職活動最終章。なかなか内定の決まらない笹原＠大山鎬則が自暴自棄になり、咲＠雪野五月と荻上＠水橋かおりに喝を入れられて再び自分のやりたいことに正面から立ち向かう展開はオーソドックスだがすっきりして見やすい展開。最終的に夢を勝ち取るのはご都合主義的ではあるけどまあフィクションのお約束ってことで……。部室で大野＠川澄綾子や咲に内定を報告する場面で、一足先に内定を知らせてもらった荻上の表情が印象的。笹原を見ていてなんだか元気が出てきた私は我ながら単純だと思うよ(笑)
総評
単発で見ると面白いエピソードも多々あったのだけど、シリーズを通して何が言いたかったのか見えないアニメだった。「オタク生活にありがちなこと」「同人誌を作る」「オタクの恋愛」「就職活動」……。この手のアニメはあまりないのであれもこれもというのはわかるんだけど、あとから振り返るとどうも印象に薄い。後半はほぼ就職活動に収束していくんだけど、その就職活動も斑目＠檜山修之の世代のものと笹原のものに分割されてしまって印象が薄くなってしまっていたのが残念。
