機動戦士ガンダム00 #12 教義の果てに

狂信者と民族紛争しか残らないかつての「産油国」というのはなかなか興味深いテーマ。保守派の重鎮が拉致され、国会は紛糾、さらには軍によるクーデターが勃発してソレスタルビーイングの介入を招く……となし崩し的に事態が悪化するのはなかなか面白いのだけど、30分の間に起こっている出来事が多すぎるので起こっている出来事の描写が少なくて説得力に欠ける。特にクーデター軍には「ソレスタルビーイングのある世界」を前提にしたクーデターの起こし方を見せてもらいたかった。地球圏のあちこちを動き回るのではなく、最初のシーズン全部を使ってアザディスタン問題を解決する、くらいの余裕のあるシリーズ構成でもいいと思うんだ。
沙慈@入野自由を気に入ってもらうためにいろいろ画策したはずが、やりすぎてしまって沙慈をとられてしまったルイス@斎藤千和が笑える。黒田洋介はやっぱりこっちの方が向いてるかも(笑)

刹那@宮野真守『俺はガンダムにはなれない』
ナレーション@古谷徹『刹那、ガンダムとなる』

どっちやねん(笑)