機動戦士ガンダム00 #4 対外折衝

世界一の軍事大国に対抗できる私設軍の存在の是非はさておき、ソレスタルビーイングの武力を背景に超大国にはむかう小国という図はなかなか説得力のある話。いささかご都合主義的ではあるがソレスタルビーイングの介入を口実に国民感情の改善と自国の地位向上、ユニオンの団結力強化を同時に行ったタリビア首相の手腕も納得できる。しかしほかの国々はすべて架空の名称なのになぜ「米国」だけ実名なの?
起こっている出来事に説得力はあるのだけど、それを淡々と見せられてそこにドラマが全く存在しないために架空の世界のニュース番組を見せられているようでアニメとしては面白みにかける。