灼眼のシャナ #8 麗しのゴブレット

taske2005-11-28

シャナ@釘宮理恵が自らシャナと名乗るシーンがグッド。まぁ悠二べったりで『なんでもできる』でパワーアップしてるのは若干鼻白まないでもないけど。特に炎の翼のような突飛な描写は視聴者(あるいは読者)を物語に引き込むという観点からすれば非常にリスクが高い。原作者も思いきったものだ。一応ストーリーはマージョリー生天目仁美との最終決戦ということで大がかりな戦闘を描いているが、事前にもうちょっとマージョリーとの絡みがあった方が『因縁の対決』感は出せた気がする。この手のライトノベルで幼気な少女が敵(それも人間の姿をしたもの)を倒すのはなかなかやりにくいところがあるのだがとりあえずなんとか処理した感じ。もちろんマージョリーは生きているわけだが、そのおかげで啓作、栄太の単純ながら感動できる演出が可能だったことを考えるとこれでいいでしょう。