BLOOD+ #6 お父さんの手

小夜@喜多村英梨は覚悟も自覚も無いまま戦闘に駆り出されるわけだがそれは物語の構成としてどうなんだ。おかげで自然保護センター内で化物とエンカウントするも見事に迫力無い。父親が死ぬというのにこの盛り上がりの無さはどうなのか?小夜が自分自身で戦いに身を投じるまでの経緯はストーリー上引っ張りたいところではあるかもしれないが、どこかで小夜の感情の爆発は描いて欲しいところ。それが無自覚な力を手にしてしまった主人公描写におけるカタルシスだろうと思うが。