魔法少女リリカルなのはA’s #6 それは小さな願いなの(後編)

はやて@植田佳奈率いるヴォルケンリッター視点のエピソード。闇の書の封印が解かれてからシグナム@清水香里ヴィータ真田アサミシャマル柚木涼香、ザフィーラが行動を起こすのに何故半年もかかったのか、はやてはヴォルケンリッターが闇の書の完成を目指して動いているのを何故知らないのかが繊細に、かつ濃密に描かれている。話としてはオーソドックスだが、この物語でメインのキャラクターとなる彼らの動機と決意、そして決定的な存在感を示すことができた。自己の存在ゆえに愛するものを傷つけていた苦しみと、それを止めるために主との誓いを破ってまで闇の書の完成を目指す騎士たち。滅茶苦茶燃えるシチュエーションじゃないか。これで闇の書が完成したら騎士たちは消えてしまって、しかも自分たちはそれを承知で行動しているとかだとさらに燃える。
問題はなのは@田村ゆかりもフェイト@水樹奈々も出番がほとんどなかったくらいか(笑)
新キャラのネコミミ双子の中の人は谷井あすか松来未祐