極上生徒会 #12 それは雨の日に

神宮寺奏@生天目仁美金城奈々穂野田順子の過去話。主役の蘭堂りの田村ゆかりは最近さっぱり出番ないですな(笑)
神宮寺のためだけにこれまで生きてきた奈々穂に自由を申し付ける奏、しかし自らの意思で奏とともに歩もうとする奈々穂。
いい話なんだが、基本設定で非常に嫌悪感を感じる。
まず神宮寺はある能力のみによって富と権力をほしいままにしていること。せめて創作の中でくらい努力で何とかなる世界にしようとは思わないのかね。
宮神学園は優秀な人材を神宮寺に送るために作られたという建前とただ学校に行きたいからと言う理由だけで作られたという本音。あまりに自己中心的。一般生徒が知ってて入学していればいいんだけど、これまでの話を見る限りそんな描写はひとつもない。
学園設立1年目入学式からいきなり奏が極上生徒会会長になっていること。一応この国は民主主義国家で一般的に学校もそれを倣って民主的な手続きで生徒会会長を選んでる学校がほとんどなのにこの独裁体制は何?
私だったらこんな学校、入学案内を見た時点で進路の候補からはずすなぁ。もっとも、生徒達は騙されている可能性でかそうだけど。
脚本はそれなりにいい仕事しているけど、その上がとんでもないクソってことなのかね、これは。