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UN-GO #11 私はただ探している

次々とどんでん返しが起こる中、ついに麟六@三木眞一郎の生死と真犯人が明かされていく展開はなかなか気持ちいい。これぞミステリ的展開かと思ったのもつかの間、人外同士のバトルが突然勃発するという予想外の展開。しかも異常にクオリティが高いのが笑え…

UN-GO #10 海勝麟六の葬送

海勝麟六@三木眞一郎の犯罪行為と自殺偽装が今回の事件の麟六にかけられた嫌疑。物語は非常にスピーディに進んで、しかもこれまでの事件まで絡んでくるというから盛り上がる。 個人的には麟六はどちらも無罪だと見る。麟六@三木眞一郎のハンカチがポイント…

UN-GO #9 海勝麟六の犯罪

爆発事件に巻き込まれた麟六@三木眞一郎と、麟六が犯人だと見る新十郎@勝地涼。これまで因果@豊崎愛生の能力が物語の面白さを散々損ねていたけど、今回は因果以上の力を持つと思われる別天王を相手に新十郎が小細工で挑むという構図は面白くなりそうな予…

UN-GO #7 楽園の王

風守@松本まりかの機転により正気を取り戻した新十郎@勝地涼。このあたりの新十郎と風守のやりとりはなかなか面白い。正気に戻った新十郎は早速事件解決に乗り出すという構図。しかし、あれだけの手がかりで犯人を断定するのはどう考えても無理がある。何…

UN-GO #7 ハクチユウム

何故か突然映画作りを始める新十郎@勝地涼。本人もそれを全く不思議なことと思っておらず、全体的な不思議な雰囲気。この違和感はこの謎展開がおそらく小説家@梶裕貴の作り出したものだということを暗示している、意図的なものだとは理解できる。そこで事…

UN-GO #6 あまりにも簡単な暗号

麟六@三木眞一郎の蔵書を調べるうちに自体は思わぬ方向へ。麟六の浮気が疑われるというのは推理小説の探偵ではなく、現実の探偵らしい事件だ。もちろん物語はそこで終わるわけではなくて、さらなるどんでん返しがあるわけだけど、今回のエピソードは事件の…

UN-GO #5 幻の像

元右派政治家と右翼団体の抗争。なかなか面白そうなテーマではある。が、肝心の事件は面白みのあるどんでん返しがあったわけでもなく、単純な構造の殺人事件が起こっただけで盛り上がりに欠ける印象。因果@豊崎愛生の手を借りなくても犯行現場を警察が調べ…

UN-GO #4 素顔の家

ああ、前回の続きなのか。確かに、前回の話のままでは「誰が」がわかっただけで「誰を」「どうして」殺したのか全くわからなかったから当然か。 で、今回それが明らかになるわけだが、人工知能と政府機関の陰謀というテーマは面白そうだったのに、物語が矮小…

UN-GO #3 覆面屋敷

殺された大企業の社長。覆面を被っていたり、奇妙なお経を唱えていたりとまるで山奥の奇妙な風習を持った閉鎖的な人々のような雰囲気。それらがいいカモフラージュとなって事件の真実を隠しているように思える。ただ、このエピソードだけでは「誰が」「何の…

UN-GO #2 無情のうた

殺されてトランクに詰められた女性、解散したかつての国民的アイドル、次世代のボーカロイド。一見関連性のなさそうなこれらの事象が新十郎@勝地涼の地道な捜査によって少しずつ明らかになっていくのはなかなか面白い。だからこそ因果@豊崎愛生の能力が余…

UN-GO #1 舞踏会の殺人

これ原案があるんだ。知らなかった。 探偵がいて、頭の切れる一般人がいて、事件があって、被害者がいて、犯人がいる。事件は二転三転してテンポはいいし、なによりものすごくちゃんとサスペンスしてる。これは期待できそうだ。いやしかし、これまでの例があ…