異国迷路のクロワーゼ

異国迷路のクロワーゼ #12 屋根の上の猫 Chats sur un toit

『フランス語がうまくなった』という言葉が象徴するように、ずいぶんパリの街にも慣れてきた湯音@東山奈央。 しかしクロード@近藤隆の心ない一言がきっかけで店から消えてしまった(とクロードが思い込んでしまった)湯音。この構図は第1話の繰り返しなん…

異国迷路のクロワーゼ #11 祈り Priere

湯音@東山奈央を遠くフランスまで送り出した姉@能登麻美子のことでクロード@近藤隆は信じる心を知る。物語としてはなかなか良い話だと思うが、湯音と姉のエピソードのあまりの重さに戸惑い気味。これまで湯音が語ってきた姉の話からはそんなこと微塵も感…

異国迷路のクロワーゼ #10 魔術幻燈 Fantasmagorie

幻燈器に映し出された悪魔に驚く湯音@東山奈央とアリス@悠木碧が可愛くてグッド。特に湯音は小さな身体をさらに小さく縮こまらせて頭を抱えていたのが非常にかわいらしい。そのあとで出てきた絵を動かすおもちゃといい、幻燈器で最初期の映画のようなこと…

異国迷路のクロワーゼ #9 秘密 Jardin secret

野良猫クロード@近藤隆と家猫カミーユ@矢作紗友里の関係は幼かったからこそ存在しえて、そしてやはり幼かったからこそ崩壊してしまったということなんだろうな。現代日本に生きる我々にはなかなか理解しがたい身分の差だが、自分の感情を押し殺して生き続…

異国迷路のクロワーゼ #8 子供部屋 Chambre ?enfant

微笑ましい湯音@東山奈央とアリス@悠木碧の会話とは裏腹に、クロード@近藤隆とカミーユ@矢作紗友里の会話にはお互いにトゲがある。カミーユの言葉は湯音と話しているときも攻撃的で、それは湯音というよりも自分に向けられているかのようにも思える。カ…

異国迷路のクロワーゼ #7 天窓 Lucarne

物取りの男の子のことを巡って意見が対立する湯音@東山奈央とクロード@近藤隆。どちらの言い分も一理あるだけに難しい話だ。そんなときにタイミング悪く倒れてしまう湯音。クロードが湯音は我慢してここにいるのではないかと疑心暗鬼に。クロードが気を揉…

異国迷路のクロワーゼ #6 鳥籠 Crinoline

アリス@悠木碧の家に遊びに行く湯音@東山奈央。正直アリスは鬱陶しいけど、湯音に着せ替えをしたり、写真を撮りたがる気持ちはわかる。アリスに着物を着せる湯音だが、あんまり似合ってない。やっぱり、着物は日本人が一番似合うな。でもドレスを着た湯音…

異国迷路のクロワーゼ #5 迷子 Perdus

お客さんが第一で気持ちよく買い物をして欲しい湯音@東山奈央と、親しくもないのにいきなり笑顔になる奴は気をつけろと言うクロード@近藤隆。どちらも正しいと言えば正しいのだが、それを湯音が理解するのにはまだ若すぎるのかもしれない。そんなときに品…

異国迷路のクロワーゼ #4 水明り Eau et lumieres

ガール・ミーツ・ガール。アリス@悠木碧が湯音@東山奈央に初めてあったときの取り乱しようは理解できる。私だってお持ち帰りしたいもん(笑) そのアリスは悪い子じゃないんだけど、お嬢様ならではの世間知らずが鼻につくキャラクター。着物を盾に自分の家に…

異国迷路のクロワーゼ #3 日本迷宮 Labyrinthe du japon

湯音@東山奈央の名前を元に看板を作ったり、便せんを買ったり、雨のパリの街を一緒に散歩したり。オスカー@田中秀幸とクロード@近藤隆の日常はすっかり湯音が中心になっている模様。湯音は1人で店番をさせてもらえるようになったり雨の中クロードを迎えに…

異国迷路のクロワーゼ #2 チーズ

チーズの臭いにびっくりする湯音@東山奈央も、クロード@近藤隆の仕事を見ている湯音も、市場に出ていろいろなものを珍しがっている湯音も、フランスパンを食べて喜ぶ湯音も、梅干しを食べてる湯音も、全部かわいい(笑)。このアニメは夢をかわいく描くこと…

異国迷路のクロワーゼ #1 入口

原作既読。19世紀のパリを舞台に奉公にやってきた日本人の少女・湯音@東山奈央が異国で健気にがんばる物語。 小さくてかわいらしいだけでなく頑張り屋の湯音の姿を見ているだけで心癒やされる。おまけに何事にも一生懸命な姿はクロード@近藤隆でなくとも心…