恋物語 #6 ひたぎエンド 其ノ陸

taske2013-12-29

撫子@花澤香奈にその嘘を看破された貝木@三木眞一郎だったが、そこからの説得が圧巻。彼の人生すべてを賭けたかのような説得は、まさに貝木泥舟三木眞一郎という人物の全てが凝縮されており、彼がどのような人物だったかを推して知るのに十分な説得力がある。彼が悪役にならざるを得なかったのは彼がこの物語で唯一無二の「普通の人間」だったからなんだろうな。
そこまで魅力的な人物であったが、だから故に退場をしなければならず、あのラストシーンは残念ではあるが当然のラストシーンであったのではなかろうか。「恋物語」はシリーズ中屈指の傑作かも。