宇宙戦艦ヤマト2199 #7 そして艦は行く

沖田@菅生隆之『地球か……何もかもが皆、懐かしい……』

ガミラスイスカンダル〜そして地球。ドメル@大塚明夫がひたすらまっすぐな武人であったのに対し、徐々に正気を失っていく独裁者デスラー山寺宏一というのが対照的。原作ではガミラスを全滅させたところで古代が愛が云々言い出して子供心に何言ってるんだこいつ状態だったけど、今回はガミラスに対して全く別のアプローチをしたというのは面白い。
細かいツッコミどころは多々あるけど、文字通り無理を通せば道理が引っ込む状態で、あんな派手なシーンやこんな名シーンがてんこ盛りで満足度は高い。今まで疑問に思っていた「どうしてコスモリバースを持ってきてくれなかったのか」「イスカンダルにいたあのひとはどうしてあんなところにいたのか」というところもちゃんと説明されていて、長年のモヤモヤが解消された感じ。何より、ラストシーンで青くよみがえった地球が見られたのはやはり感慨深い。