機動戦士ガンダムUC #4 重力の井戸の底で

PVより

ついに地上編に突入した「ガンダムUC」。その「ダカール編」と「トリントン編」を収録したep4だが、どうやって纏めるのかと思ったが、大胆に構成を変えてきたなあというのが大きな印象。一つのエピソードとして実にうまくまとまっていたが、そのおかげでただでさえ影の薄かったトライスターがさらに悲惨なことになってしまったのが残念。またバナージ@内山昂輝とロニ@伊瀬茉莉也の絡みが少なかったためにバナージがどうしてあそこまでロニにこだわるのかが伝わりにくく感じた。しかしロニの心の内は十分に理解できたし、ラストバナージが撃たなかったのも今後のリディ@浪川大輔との関係を考える上で重要になってきそうなのは理解できる。
今回は前回以上に旧型モビルスーツの博覧会状態で、旧はザクIスナイパーから新はバイアランまで、実に様々なモビルスーツが登場してきて嬉しい限り。序盤では一騎無双の活躍を見せていたジオン製モビルスーツ達が1機ずつ破壊されていくのはかつてのジオンの隆盛と凋落を見ているようで実に悲しい。ラストシーンでの黒いユニコーンの登場でさらに続きが気になる。