シュタインズ・ゲート #20 怨嗟断絶のアポトーシス

taske2011-08-18

天王寺裕吾@てらそままさき。ブラウン管工房の店主、岡部@宮野真守の家主、一児の父、橋田鈴の行く末を知るもの、そして――CERNの犬。
正直、一人のキャラにいろんな要素詰めすぎだとも思うが、最初にその事実を知ったときは驚いた。そして任務成功の暁に萌郁@後藤沙緒里だけでなく自分をも消さなければならない結末にあることも。銃声が鳴り響く中、二人分の朝食を用意する綯@山本彩乃の姿を映されるのは原作の泣き叫ぶシーンよりも静かに心に刺さる。たとえ、その直後に世界線移動で「なかったこと」にされるのがわかっていても。
そして残る破砕後のメールを取り消すのみ。しかしそれは紅莉栖@今井麻美とまゆり@花澤香菜、どちらかの命を選ぶ行為でしかなく、最初に巻かれた伏線が遅効性の毒となって首をもたげてくる瞬間だ。