シュタインズ・ゲート #1 始まりと終わりのプロローグ -Turning Point-

なんかデッサンの崩れたヘタっぽいキャラ絵に妙に雰囲気を出そうとして白飛びしたようなくすんだ画面。
今となっては古臭さを感じさせる2ch用語を連発する登場人物たち。そして伏線という名のもと、多くを語らずに次々と展開する奇妙な状況。
アニメでありながら、エンターテイメントであることを忘れ去ってしまったかのうような作りに正直辟易せざるを得ない。この第1話を見て「これはおもしろい!」なんて思って見続ける人間がいるのだろうか。
秋葉原とか、変な口ぐせで頭が弱いような女の子とか出しておけばOKなんて時代じゃないだろう。しかもテーマはタイムマシン?これも時代錯誤が甚だしい。一部でかなり評判のようだが、どう考えても好評の理由が見当たらない。
 
でもね、最後まで物語が進行すると必ず面白くなるんですよ。ええ、ゲームは全エンディング見てプレイ済みです(笑)アニメの冒頭も驚くほどゲームをなぞっていて、初めて見た人が入り込めるのか心配。でも大丈夫。最後まで見るんだ。
ゲームで何パターンもある選択肢を重ねて重ねて、その果てにたどり着いたエンディングをアニメでどう表現するのか。楽しみなところだ。