おとめ妖怪 ざくろ #11 ふれて、殻々と

ざくろ中原麻衣の母・突羽根@大原さやかの話。話自体はよくある悲恋ものだけど、突羽根のキャラが非常に秀逸。一見おしとやかな外見でありながら、木に登るおてんばさや人々の暮らしに目を輝かせる様子、そして恋をしていく描写まで、娘に勝るとも劣らない魅力的なキャラです。だからこそのちの悲劇が引き立っているように思われる。
ただ、屋敷を走り回っていて偶然母と再会、っていうのはいかにもご都合主義的であんまり好きじゃないなあ。