続 夏目友人帳 #9 桜並木の彼

妖怪と人間の悲恋物語。枯れ木の絵の中に入ってしまった人間を追って夏目@神谷浩史の所へ妖怪がやってくる。肝心の絵の中に入る描写がないことに違和感を覚えたが、そのことがきちんと物語の中核になっていて好感が持てる。最後にせめてもと枯れ木に絵の具で桜の花をつけるシーンは美しくも悲しい。その後二人がどうなったのか、はっきりと描かないのはこのエピソードのラストしてベストなのでは。