機動戦士ガンダム00 #16 悲劇への序章

連邦政府の悪行を知らしめるために6万もの市民を人質に取る反乱軍。しかしそのやり方では決して広範な支持を得られないであろう。かといってアロウズによる虐殺を目の当たりにした市民の口をふさぐことはできず、緩やかに世論が変わっていくのは避けられない。そういった意味で反乱軍の目的は達成できるのだろう。
今回の「ガンダム00」は反乱軍と連邦軍の腹の探り合いがメインで、それほど大きな動きはない。しかし連邦の用意する秘策が捏造された報道資料と後出しで「実はもう1個あったんです」のメメントモリではサプライズを得ることは難しいだろう。