らき☆すた 総評

作画レベルは終始安定して高いし、こなた＠平野綾、かがみ＠加藤英美里、つかさ＠福原香織、みゆき＠遠藤綾の4人はどれも個性的で魅力あふれるキャラで、もうその時点でかなりレベルの高いアニメだったことは間違いないんだけど、お世辞にも面白いとは言えないストーリーが完全に足を引っ張ってしまった残念なアニメっていうのが個人的な評価。
特に序盤のぶつぎり状態で脈絡のないストーリーと、中盤の角川アニメの番組宣伝二までエスカレートしたくどすぎるパロディの連発、ニコニコ動画などで改変されることを前提としたあざといまでのネタの提供はこのアニメの良さを完全に相殺していたように思う。
まあそうはいってもこれだけの騒動を引き起こしたことを否定するわけではなく、むしろ今年最大の話題作にして萌えアニメのひとつの到達点だったとあと何年かしたら回想されるのかもしれない、そんなアニメ。
最終回の感想はこっち。