DEATH NOTE #37 新世界

taske2007-06-27

最終回。それまで自信満々だったライト@宮野真守がニア@日高のり子の突きつけた証拠に反論できなくなるとみるや手下に怒鳴り散らし、同僚を罵り、すぐばれる嘘をつき、そしてこそこそと逃げ出すさまは哀れな殺人犯の末路でしかない。ライトの仕掛けに見られたほころびがご都合主義的な感じがしない訳でもなかったが、伝えたいであろうテーマは伝わった。松田が最後に動いたのは印象的。ミサ@平野綾が生き残ったのは意外だが、2度にわたる死神との契約のうえライトを失った彼女に未来はない。世界の正義・キラを追い詰めたニアたちにも安息の日々が訪れないことは容易に想像できる。
全編を通じて非常にクオリティの高いストーリーで、久々にストーリーのみで勝負できるアニメを見た感じ。後半ちょっと安直な展開が多かったことと、ニアとメロ@佐々木望の描写があまりにも少なくてL@山口勝平ほど感情移入できなかったことは残念。これを週刊少年ジャンプで連載してたっていうからすごいよなぁ。