Venus Versus Virus #12 シロイ ミライ

子供の頃に迫害されてきた想い出故にリュシフ@浪川大輔の甘言に絡め取られるルチア@高垣彩陽。スミレ@茅原実里に比べてルチアの暗い過去はあまり丁寧に語られてこなかったからその説得力はもうひとつ。母親の真実を知るために左眼の力を使うわけだが、そもそも左眼の力すらなんなのかはっきりしていないから納得しにくい。後半はスミレを失ったルチアの日常を描いて最後の戦いへなだれ込むわけだが、最終回にこのゆったり感は時間の無駄に思える。この話は前回までにやっておいて最終回はもっと別の盛り上げ方があるはず。そんな調子だから思いつきで垂れ流した各種設定が全然消化されてない。まぁ、別にいいけどね。