ヒロイック・エイジ #1 滅びの星

taske2007-04-02

先行して進化の頂点に達した『黄金の種族』と呼ばれる存在がほかの種族の成長を見守るという設定はどことなく「レンズマン」を彷彿とさせる。人類と異形の「青銅の種族」の戦い、果てしない空間の広がりと高度なSF的戦闘シーンが古き良きスペースオペラを感じさせてくれてとても好感度が高い。世界観とディアネイラ@石川由依らの行動目的もわりと自然にうまく語られている印象。主人公が世界観に馴染まない野生児なのはお約束だが、朽ち果てた旧型の宇宙船のマザーコンピュータを『おかあさん』と呼んでひとり暮らしている心優しい描写は目新しい。しかし後半の超人的戦闘シーンはちょっと置いていかれた気分。
双子が田村ゆかり釘宮理恵っていう人選はどうよ?(笑)