獣装機攻ダンクーガ ノヴァ #2 超獣合神！

第2話にして早くも超獣合神を持ってきたのは大正解。しかし実際話が始まると1話同様、ダンクーガパイロット達の基地での新生活を事細かに描いたりする体たらく。脚本家は設定オタクか、自分ワールドを人に見せたくて必死なマイペース人物だろうな。細かいことなんか話進めるうちに少しずつ見せればいいのに。で、中身がないからとりあえずキャラクタにしゃべらせているだけでセリフが実に安っぽい。まぁ、そんなベタな演出ではあるが、テーマソング（？）を流しながら戦場に現れるおバカなノリはちょっとウケた（笑）で、さしたるピンチもなくあっという間に超獣合神。盛り上がらないなぁ。あっという間に断空砲発射まで持ち込んでしまって薄味なことこの上ない。その煮え切らなさは記号化されてシンプルきわまりない合体バンクをはじめ、メカの動きすべてにおいて感じられる。脚部からアンカーを打ち出して機体を固定するギミックだってグラヴィオンの100分の1ぐらいの迫力しか感じられない。この先どうなることやら。
1話から気になっているのだが、『原作者　藤原忍』って……何？