仮面ライダー電王 #1 俺、参上!

ライダー史上最弱ライダー登場!そしてそれを楽しんで見てしまう俺、参上!(笑)
弱いとは聞いていたが、こりゃあ主人公弱すぎだろ。ガラの悪い兄ちゃん達にボコボコにされながらもいざライダーになったら豹変、かっこよくトバしてくれるのかと思いきや、暴れるのはその主人公、良太郎に取り憑いた怪人(イマジン)モモタロス関俊彦だって!しかもプロテクター(?)をつけていない仮面ライダー電王のかっこ悪さたるや仮面ライダーカブトのマスクドフォームさえも『もしかしてかっこいいんじゃないか?』って思わせるぐらい徹底している(しかも名称は『プラットフォーム』!ナメてる!)まぁ、だからと言って二段変身(?)後の『ソードフォーム』電王がかっこいいかと言うと、こっちもファイヤーマンのパチもんのようなデザインで笑えるんだけどね。しかしそんなお笑いな見た目と裏腹にノリにノった本編には引き込まれてしまう。バイクに乗らずに電車で登場する新機軸の設定や、『俺、参上!』『言っとくが俺は……最初からクライマックスだぜ!』等のバカ全開の決めゼリフ、全然ヒーローに見えない容赦ない悪辣アクションぶり等々、なぜか見ていて爽快。ハジけた作品になることを期待させてくれるよ。
ちなみに決め技は『俺の必殺技パート2』……アホだ(笑)