コードギアス 反逆のルルーシュ #1 魔神が生まれた日

占領下にある日本という設定に惹かれて観たのだが、冒頭の世界観設定でいきなり冷めた。恣意的な説明にどこかでみたような安い反米だと思ったら画面の右上に「TBS」の文字orz。まだ懲りないのか、この放送局は。「エースコンバット」のように架空の国の話にすればいいものを、中途半端に現実世界を持ち込むからかえってリアリティをなくしてしまう。おかげでブリタニア帝国軍がどんなに非道なことをしても、テロリストが『日本万歳』といいながら自滅しても、ルルーシュ福山潤が手に入れた力で軍人たちが自滅しても、何をしてもその裏にある歪んだイデオロギーしか見えてこない。安い思想を語る前にまずドラマとして見ごたえのあるものを用意しろと言いたい。これはプロパガンダではなくエンターテイメントなんだから。