ひぐらしのなく頃に #7 綿流し編 其の参 嘘

鬼隠し編』に比べて祟りの具体的な姿とか、今起こっている事件の確認とか丁寧に描かれていてわかりやすい。だから登場人物が怖いこと言っているのも余計にしっくり来る。意図的な構成だろうが例えば『かまいたちの夜』のような何本かのシナリオを体験することでその整合性に気づくアドベンチャーゲームのような結末に帰結してくれるなら理想的。梨花田村ゆかりが心配でレナ@中原麻衣魅音雪野五月を伴って出かける圭一@保志総一朗という展開まではいいとして、映像とあまり合っていない魅音雪野五月の変化には違和感を覚える。が、しかしこれは魅音雪野五月の多重性を示唆するシーンなのか。『自分の知らない魅音』という圭一@保志総一朗のモノローグも、魅音雪野五月と詩音@雪野五月という双子の設定も関連するのか。謎は尽きないわけだが。『綿流し編』は大石刑事@茶風林も若干怪しげな雰囲気?