涼宮ハルヒの憂鬱 #14 涼宮ハルヒの憂鬱VI

taske2006-07-03

今までいろんな意味で世間のアニオタを騒がせてきた「涼宮ハルヒ」も今回で最終回。なにやら寂しいようなそうでないような。
世界の危機に直面したキョンハルヒ平野綾が如何にしてその危機から逃れるか……という内容なんだが、それまでの盛り上がりに比べてやはり物足りない印象。まあ、それは原作を読んでいたころからそうだったわけだが。しかし、キョンがこの危機を脱するために何をすべきかが観ている途中で(あるいは、読んでいる最中で)普通に先読みできる伏線の張り方は秀逸。怯えながらハルヒにみつあみにされる朝比奈さん@後藤邑子や『大丈夫、私がさせない』という長門有希茅原実里、律儀にもポニーテールで現れるハルヒは普通に萌える。
もともと物語として普通に面白かった原作にクオリティの高いアニメーション、意表を突かれる数々の演出……と人気は必然だったかもしれないこのアニメ、最高傑作との呼び声も高い「涼宮ハルヒの消失」がまだ完全に未収録なので絶対に続編はあるだろうが、このクオリティ維持のためにはある程度の時間も必要なわけで。ま、またSOS団の愉快な面々と画面の中で会えるのを気長に待つことにしましょう。
総括は明日にでも。