蟲師 #21 綿胞子

人の身体と情に寄生してその数を増やす蟲の話。
これまででもっとも狡猾で、強力で、そして悪質な蟲の話だった。しかしそれゆえに創作物であるけれども自然の無慈悲さを思い知らされてくれる。

ギンコ『俺らも悪くはない。だが、俺たちのほうが強い。だからお前は種を残せずに死ぬんだ』

これが今回のテーマなんだな。
今回の舞台となった家族の子供、ワタヒコは齋藤彩夏、母親の あきは川上とも子