交響詩篇エウレカセブン #44 イッツ・オール・イン・ザ・マインド

アネモネとは、塔州連邦軍が作り出した、LFO黎明期の技術を使用した人造エウレカコピーってところなのかな。人型兵器黎明の時代の技術があまりに狂っていて人を壊す話は「ガンダムW」で観たけど、「エウレカセブン」のそれは「ガンダムW」のものよりもうまく設定を使っている。「アネモネの製造過程」を知ったドミニクがray=outを見ることによって後の行動が決定付けられるのは皮肉な運命という感じで、非常にうまい構成だ。そんなドミニクをゲッコーステイト拘束に向かわせるデューイはすべて織り込み済みの行動のようにも見える。
地球に降り立ったレントン三瓶由布子エウレカ名塚佳織の関係がギクシャクするのはある意味当然の成り行きか。モーリス@根谷美智子ではないが、ホランドもタルホもいない状態で皆を引っ張っていく立場のレントンがどう行動するかも見ものだ。ホランドレントンにライフルしか持たせていないっていうことは、ホランドもノルブもグレートウォールの先で何すればいいのか、まったくのノープランだったんだ。