交響詩篇エウレカセブン #43 ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド

アネモネ＠小清水亜美の立ち位置がわからん。『失敗ばかりしている私がこの先どうなるか』という台詞のあとでジ・エンドの次期ライダーを探せという命令が来たら普通アネモネは消されると思うんだけどなあ。『救えるの？救ってくれるの？』とドミニクに言った直後にデューイのもとへ笑顔で向かい、最後に白髪に嫌悪感を覚えるというのもアネモネの感情に統一性がない印象を与える。もっとも、後者はそういう演出なのだという見方もできるが。
地球に下りたレントン＠三瓶由布子がエウレカ＠名塚佳織に『これから、どうするんだよ』と依存してしまうのは格好良くないなあ。しかしその気持ちはわからなくもないからリアルな人物描写なんだろう。サブタイトルのわりにこのふたりの出番は多くないのだけれども。
デューイとホランドが王家の出だったというくだりはいかにもとってつけた印象。デューイそのものがどうにも初期のプロットには存在せず後からとってつけたイメージで、イマイチ物語に溶け込んでいないように感じられる。
ホランドの新型LFOはなかなかかっこいいな。純白の主役ロボットは燃える。って主役じゃねー。