舞-乙HiME #7 蒼の舞/乙女の契り

taske2005-11-22

バイトを始めたアリカ@菊地美香(これが劇中でも言っているように似合うこと似合うことw)と『偽者の王女』といわれ続けてきたマシロ@ゆかな。ふたりは城の中の地下遺跡に迷い込み、なし崩し的に契約を交わしてしまう。話の流れとしてはオーソドックスながらも、相変わらずキャラの動かし方と話の進め方、テンポがうまく、観ていて引き込まれる。
そんな単品としても楽しめる話にもかかわらずシリーズ全体にかかわるギミックを登場させ、伏線の張り方が実に巧い。それでいて巧妙に隠されているわけでもないので、普通に観ているだけでなんとなく先が予想できる(『3人目』はニナ@小清水亜美とか、ミコト@清水愛のこととか)し、そのうえで先を見るのが楽しみでもある。混乱も少ない。逆に言うと、前作「舞-HiME」の時のように2回目、3回目と見返してみて「あ、こんなところにこんな伏線が」という部分が少ないとも言えるが、まだ完結していないのでそれはなんとも言えないな。
バトルは「魔法少女リリカルなのはA’s」という強敵がいるので正直迫力不足に感じられないこともないが、キャラの魅力としてはこちらのほうが断然上だろう。